水曜の朝、午前10時

かるい気持ちで生きる

炎症が起きていると鉄代謝が止まる?

【追記】アトピーでもヘプシジンの過剰な産生が起きるようです。

ヘプシジンはフェロポルチンに直接結合することでフェロポルチンの機能を抑制することが知られていました。慢性炎症を伴う疾患(注6)を発症すると、ヘプシジンの過剰な産生が起こりフェロポルチンの機能が抑制され、結果的に血中の鉄イオンが欠乏し貧血症状を引き起こします。

(注6)アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患や、自己に由来する成分に対して持続的に免疫応答が続く自己免疫疾患に加えて、癌などの悪性腫瘍の発症時にも慢性炎症の症状を伴う。

細胞からの鉄イオン排出の分子メカニズムの解明 - プレスリリース - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部より

 

というわけでアトピーが治るまではヘム鉄飲むの止めます。【追記終わり】

 


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鉄を服用することについて気になるサイトがあったので書いておきます。

 

以前、鉄過剰についての記事も書きました。

鉄の過剰症と過剰摂取を考える - 水曜の朝、午前10時

 

 

 「鉄は少なすぎても多すぎてもいけない」と言います。

今回気になったのは体内に炎症が起きていると体内の鉄代謝が止まるという話です。

 

鉄の代謝を調整しているのはヘプシジンというタンパク質です。

風邪をひいているとき、リウマチを患っている場合などは体内に炎症性物質が溢れています。
このような時に、血中に大量の鉄があると活性酸素をさらに発生させてしまう要因となります。

それを防止するために、炎症があると肝臓からヘプシジンが放出され、鉄代謝を止めます。

・体内の鉄を網内系(リンパ節や脾臓など)に閉じ込め、血中に出られないようにします。
・腸からの鉄の吸収を止めます。

 

炎症があり、ヘプシジンが分泌されている場合に鉄サプリを補給する意味合いは殆どありません。

鉄サプリのうまい使い方 | 分子栄養学実践講座より

 

「風邪をひいただけで体内に炎症性物質が溢れるのかー。まぁ確かに風邪のときは消化に悪そうだから鉄や亜鉛のサプリは飲まないほうが良さそうだな」と思ったんです。

 

でもアトピーの方が炎症という意味ではもっと状況が悪いのでは?とハッとしました。

 

アトピーによっても体内に炎症性物質が溢れるかは書いてないのでわかりませんが肌の上だけ炎症しているって可能性は低そうですよね。

 

もしや私が鉄剤を続けて飲むと吐き気と下痢が出てしまうのはアトピーのせい?

腸から鉄を吸収するのを止められたんじゃ、鉄を取っている意味はまるでないです。

 

こりゃアトピー治療が先かもしれない。

 

 

さらに、他にも気になることが書いてあります。

一般的に1日に食事から摂取できる鉄は10㎎で、そのうち吸収されるのは1㎎です。しかし鉄欠乏が顕著な場合、鉄の取り込みたんぱくが多く合成されるため鉄の吸収は数倍に上昇します

食事から鉄が全く摂れない場合でも、理論上は5㎎の鉄サプリメントが2錠もあれば十分鉄欠乏は改善していきます。

改善が悪い場合は、鉄の摂取量が足りないのではなく鉄の吸収を第一に考えるべきです。

鉄は場合によっては危険なものですから、少ない鉄をいかに効率よく使うかがカギなのです。

 (驚いたところを太字にしました。)

 

この理論だと毎日キレート鉄サプリを飲むのとか摂りすぎですよね?

一応キレート鉄のことはこのあとの文章に出てきますが。

 

鉄欠乏が顕著な場合に吸収が数倍になるなら菜食主義の人以外はなかなか貧血にはならなそうです。

だからヘモグロビンに問題がなくてフェリチンが低い隠れ貧血の人が多いのでしょうか。

 

鉄欠乏は5mgの鉄サプリが2錠もあれば十分改善していくらしいので、フェロケルが飲み続けられなくて困っている私には安心する情報でした。

 

鉄剤飲み続けられないのはアトピーの炎症が影響しているのかもしれませんが。

 

以上、鉄って奥が深すぎるという話でした。

アトピー治るまでミネラルは亜鉛だけにしようかな。どうせ今ヘム鉄サプリ1粒しか飲んでいないし。